出産記録。

気付けば娘が誕生して早2か月半。

予定日(11月24日)から4日遅れて、出産しました。
初産で高齢出産、初めての入院。
記録します。

陣痛がきた。
前日の内診グリグリが効いたのか、その日の夜中におしるしがあった。

明け方4:30頃から、重い生理痛の感覚に襲われ、陣痛カウントアプリに記録開始!
痛みの間隔は、5:30頃から10分おきになった。

7:00過ぎに病院へ電話。
初産の場合、本来は6-7分おきの痛みになるまでは自宅で様子見をするのだけれど、私の場合はどちらにしてもこの日に入院予定であったため、朝食を食べたら病院に来るよう指示があった。

陣痛タクシーに電話したら、10分ほどで行きます!とのこと。
思っていたよりも、到着予定時間が早い!

7:30頃にタクシーのお迎えがきた。
出勤したての近所の工場のおじさまたちが、『頑張ってこいよ!』と送り出してくれた。
このときはまだ、笑う余裕あり。
夫が付き添ってくれて、一緒に病院へ。

病院へ。出産準備開始。
7:40頃、病院に到着。
お産着に着替えて、体重や血圧測定。
体重は妊娠前プラス10kg、血圧は問題なし。

早速、LDRの部屋に入り、分娩台に横たわる。
この時点で、子宮口は1.5cmしか開いていない。
助産師さんいはく、『陣痛がきていて赤ちゃんは出たがっているけど、ママの体の準備が整っていない』らしい。
バルーンを入れて、翌日の出産になる可能性を示唆された。

10:00頃に先生が診察に来たら、子宮口はすでに4cmまで開いていた。
4cmならバルーンを入れる必要はなし。
陣痛促進剤で痛みのレベルを一段アップさせ、スパルタでいきましょうと提案された。
とにかく早く出したいので、はい、受諾。

促進剤を点滴で打ちはじめると、どんどん痛みが強くなる。
血圧があがってしまい、酸素マスクをつけた。

『ママがうまく呼吸ができないと赤ちゃんが苦しくなるのよ』と助産師さんに言われ、怖くなる。
私のせいで、娘がつらくなるのはダメダメ!と気持ちを奮い立たせ、必死に呼吸を整えた。

アクティブチェアを使ったり、横向きやうつ伏せ、四つん這いなど、いろんな姿勢を試す。
陣痛の波が来るたびに、夫がテニスボールでお尻を押してくれて、何とか陣痛に耐える。

とにかく喉が乾いて仕方ない。
陣痛の合間に水を飲み、身体を休める。

途中、お昼ご飯が出たのだけれど、吐きそうで食べれず。
持ってきていたゼリー系のドリンクで栄養補給。
助産師さんいはく、吐きそうなのはお産が着実に近づいている良い傾向なのだそう。

12:00過ぎ。
うまく呼吸を整えられたようで、思いの外、早く子宮口が全開になった!
助産師さんたちが、分娩第二期の準備開始。
いよいよお産の体勢に。

数回いきむと、パチンと羊水が流れ出すのが分かった。
麻酔して会陰切開し、最後は陣痛を待たずにいきみ、同時に先生が私のお腹を押したら赤ちゃんが出た。
どろんって、赤ちゃんが出てきた!
出た。出た!!

すぐに産声が上がった!
夫いはく、娘、首にはへその緒がぐるぐる巻きだったらしい。
無事に泣いてくれて良かった。と思ったら、涙が溢れてきた。
夫と2人で泣いた。

出産!と、後処置 
13:26 出産。
体重2,806g。
エコーでの想定体重とほぼ同じサイズ!

赤ちゃんはすぐにインファントウォーマーに載せられ、助産師さんが身体チェック開始。
手足の指の数を数えたりしながら、夫にも確認してもらっていた。

一方、私は裂けた会陰を縫われていたのだけれど、異常に痛い。
先生によると、スピード出産(初産婦で8時間切った)だったこともあり、膣の中まで裂けたらしい。
膣の中は麻酔が効かないらしく、縫われると悶絶して耐えられないほどの痛み。
ここでも夫の手を掴み、今度は痛くて泣いた。
正直、陣痛よりも痛かった。

LDRのメリットであるRecoveryも同じ部屋で過ごせるため、そのままベッドに横たわっていたら、助産師さんが乳頭マッサージをしてくれて、初乳が出た。
産まれたばかりの我が子を右腕に乗せて初乳をあげることができ、感動。
産まれたての我が子は、とにかく小さくて、か弱く見える。

その後、自分の子宮にあった胎盤とへその緒を触らせてもらった。
バースプランに書いたことの1つで、唯一叶えられた。
(他には、音楽聞いたりアロマの匂いを出すことを希望したけど、それどころじゃなかった)

LDRでの休憩後、入院部屋まで車椅子で移動。
部屋に着いたら、フラフラして、立ち上がれない。
車椅子から自力で降りることすら、無理無理。
本当に私、回復できるのか?と、先行きが不安になった。

夜になり夫が自宅へ戻り、一人きりに。
産後ハイで寝られない。
目がパッチリ冴えていて、この1日の出来事が鮮明におもいだされる。

夜中、やっとウトウトし始めたら、後陣痛が始まる。
痛くて、寝れない。。

産まれたばかりの娘が気になる。
お腹から出て、息をしてくれているだけで嬉しい。
この感覚、あぁ、母になるんだなって、また嬉しくなった。

くらしの記録

夫が始めた犬ブログ。 筆不精な彼に代わり、妻が綴ります。 犬、子供、移住、仕事のことなどなど、気ままに記しています。